2019年の六甲山のミヤコザサーチマキザサ複合体の部分開花④

  • 神戸の望月
  • 2019/06/25 (Tue) 23:01:02
先日、ロッコウミヤコの部分開花で、14本の花茎があがって、1小花が結実した例を紹介しました。
更に小規模で結実した例を紹介します。
場所は、裏六甲の標高770m付近で、一面をロッコウミヤコが覆っています。
密な所や疎らな所が入り交じって、百メートル四方以上の広さの群落を形成しています。
ここでは、ロッコウミヤコの分枝稈の出現率が非常に高く、それも1つの稈が複数の枝を出していることがほとんどです。
そんな場所で、3本の花茎があがっていました。
くまなく全群落を見てはいませんが、花茎3本の周囲20m四方ほどの広さでは、他の花茎を確認出来ませんでした。
この画像に、その3本の花茎が写っています。

Re: 2019年の六甲山のミヤコザサーチマキザサ複合体の部分開花④

  • 神戸の望月
  • 2019/06/25 (Tue) 23:02:23
花茎①の花序の拡大画像です。

Re: 2019年の六甲山のミヤコザサーチマキザサ複合体の部分開花④

  • 神戸の望月
  • 2019/06/25 (Tue) 23:04:17
花茎②の花序の拡大画像です。

Re: 2019年の六甲山のミヤコザサーチマキザサ複合体の部分開花④

  • 神戸の望月
  • 2019/06/25 (Tue) 23:05:50
花茎③の花序の拡大画像です。
第3小花が結実しています。

Re: 2019年の六甲山のミヤコザサーチマキザサ複合体の部分開花④

  • 神戸の望月
  • 2019/06/25 (Tue) 23:10:26
この場所で、稈鞘に開出長毛が散生する稈が2本ありました。
稈鞘は無毛、もしくは微毛が散生するロッコウミヤコしか今までは見たことがありませんでした。

Re: 2019年の六甲山のミヤコザサーチマキザサ複合体の部分開花④

  • 神戸の望月
  • 2019/06/25 (Tue) 23:12:18
上の画像の稈の葉鞘には、微毛が密生していました。

Re: 2019年の六甲山のミヤコザサーチマキザサ複合体の部分開花④

  • 神戸の望月
  • 2019/06/25 (Tue) 23:15:18
そして、稈鞘がかぶっていない稈の表面には、短毛が密生していました。
『日本のタケ亜科植物』によると、純粋なミヤコザサもチマキザサも、稈鞘、葉鞘ともに無毛です。
(投稿前に、内容をプレビューして確認できます)