マツモムシさん、初めてお便りをします。
静岡県西部に住む60代後半の婆々です。
8年前まで兵庫県東部に住んでいました。
歩くことと 野に咲くかわいらしい花が好きです。
いつも西宮の湿性・水性植物を楽しませていただいています。
マツモムシさんのページは写真がわかりやすく、
説明が詳しいのでそれぞれの植物を詳しく勉強させていただいています。
(婆さんなので 頭がついていけない事がいっぱいありますが・・・。)
今日は教えていただきたくお便りをさせていただきました。
家の近所に茶畑の横に茶草場と呼ばれる草が茂った斜面があります。幅十数m、高さ5m弱くらいでしょうか。急斜面で歩くのには注意がいります。ここは山野草の宝庫です。
5,6年前くらいに持ち主さまが手入れをしていたところに通りかかった人から
「ここの○○(植物名・持主様は植物にはあまり興味がないようです。)は貴重なので10月いっぱいは草を刈らないでほしい。」と言われたそうです。
その後その言いつけを守って草苅は11月以降にするようにされています。
そのおかげでシライトソウ、ササユリ、カキランなどは毎年数を増やしてそれぞれの時期には見事な花を咲かせてくれます。
ところがここ1,2年クズが目立ち始めました。
昨日根元から抜こうと引っ張ってみましたら、根とともに周りの土が持ち上がりそうになりました。滑りやすい地層の上に腐葉土のようなものが載っているだけです。
せっかく様々な植物が種を落としているところなのにと思いクズの芽だけを折りました。
根絶する良い方法はないでしょうか。
写真は昨日見たキンランです。きょんねんより株数が増え花の数も多くなりました。(
他にカナビキソウ、コケリンドウ、ヒメハギが咲いていました。
身近で貴重な場所なので長く楽しみたいです。
何か、私ができることがあれば(草花たちに)協力したく思っています。
良い知恵がありましたらお教えくださいませ。