(投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

エゾフユ?

  • suzuki@hyogo
  • 2017/03/21 (Tue) 00:40:59
マツモムシさん、こんばんは。
ご無沙汰しております。
先日、エゾフユ?があった祠に行ってきたんですが、ありました。以前は、シイタケのほだ木のあたりにあったと思うのですが、もう少し祠寄りのセツブンソウが生えているあたりに数株残ってました。写真を貼っておきますね。
あの肉厚で脂っこい感じは相変わらずです(笑)
やれやれ、一安心。
帰りに、裏手の栗林にカタクリがあった神社に寄ったんですが、神社の中に点々と生えてるやつも似たような感じに見えました。
今度行ったら見てみてください。
以上、ご報告まで。

Re: エゾフユ?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/03/21 (Tue) 02:36:19
suzuki@hyogoさんへ
 お久しぶりですね。
 貴重なご報告、ありがとうございます。
 ご投稿の場所は23日に「篠山の自然を守る会」の代表をご案内するので、その際に細かい部分を観察してみます。
 篠山市の自然保護を志向する有志と多様性志向を共有できればと考えていており、最近盛んにメールのやりとりを行っています。遠い稀少種の自生地保全に、地権者といちいち個人的に連絡を取って草刈り等するのはなかなか大変です。

 最近は里山での観察会や講演依頼が多く、過去の地場産業と地域植生との関係を説明する機会が増えています。実感としては伝統的な生活と環境との関係を理解している人も増えているようで、将来的には希望が持てそうな気がしています。地域の自主的な考えや活動がメインで、その企画や意気込みが行政を動かして補助金が流れる形があり、これが行政のあるべき姿だろうと考えます。
 今現在、植生調査の依頼いただいている加東市の某地区は保全に前向きな自治体ですが、私の住んでいる西宮市では開発による利益収集率のほうが高いのか、公務員内部で多様性に対する意識の高い職員が居なければ里山環境の積極的な維持は難しいと考えています。西宮市では耕作放棄地が増加し、それに伴って生物多様性が減少傾向にある傾向が顕著です。環境課にどのようなアプローチをすればいいか考えているところです。
 何かいい方策はないでしょうか?
 とりあえずは、市内北部地域の農地管理を法的に一括管理している税理士に、稀少種ミズタカモモジの自生地保全対策の話を振ってみることを画策しています。

 画像は昨日の自然観察会でかろうじて開花していたキジムシロ。春植物以外の確実な在来種としては最も早い時期に開花するバラ科草本。

ヤハズ斑のオニカナワラビ

  • 神戸の望月
  • 2017/03/19 (Sun) 20:04:32
マツモムシさん、今晩は。ご無沙汰しておりますが、今年もよろしくお願いします。

以前、光田先生にここで、ハカタシダのヤハズ斑について教えて頂きました。同じような斑入りのオニカナワラビに出会ったので報告します。

Re: ヤハズ斑のオニカナワラビ

  • 神戸の望月
  • 2017/03/19 (Sun) 20:06:28
不思議な斑入りのオニカナワラビにも出会いました。

Re: ヤハズ斑のオニカナワラビ

  • 神戸の望月
  • 2017/03/19 (Sun) 20:07:54
ツヤナシオニカナワラビにも出会いました。

Re: ヤハズ斑のオニカナワラビ

  • 神戸の望月
  • 2017/03/19 (Sun) 20:09:41
ツヤナシつながりで、ツヤナシハカタシダにも出会いました。

Re: ヤハズ斑のオニカナワラビ

  • 神戸の望月
  • 2017/03/19 (Sun) 20:14:16
ツヤナシハカタシダの方の小羽片です。灰青色と言うべき色です。

Re: ヤハズ斑のオニカナワラビ

  • 神戸の望月
  • 2017/03/19 (Sun) 20:18:49
この画像のツヤナシハカタシダも灰青色で、実物を見た色もほぼこんな感じです。
ツヤナシハカタシダは3ヵ所で確認しましたが、それぞれ数株ずつ点在していて、ツヤのないのは遺伝する性質のようです。

Re: ヤハズ斑のオニカナワラビ

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/03/20 (Mon) 13:45:19
神戸の望月さん、お久しぶりです。

 いろいろと珍しい個体の画像、ありがとうございます。オニカナワラビの斑入りはまだ見たことがありませんが、2枚目のものは特に凄いですね。ハカタシダのツヤナシ型は見たことがありますが、オニカナワラビにもツヤナシ型が出るのですね。これも遺伝的に固定されていそうですね。ツヤナシハカタシダの色調は相変わらず渋いです。

 画像は徳島で立ち寄った神社で見たイブキシダ。

Re: ヤハズ斑のオニカナワラビ

  • 神戸の望月
  • 2017/03/20 (Mon) 19:33:57
マツモムシさん、今晩は。
おっしゃるように、2枚目の画像から見れば、あとはおまけのようなものです。
このオニカナのすごいのは、下部の小羽片の一部で白と緑が入り交じっている他は、上部の羽片と下部の小羽片のいくつかが完全に白くなり、中部の右側の3つの羽片では、羽軸の上下できれいに白い部分と緑の部分が分かれている点ですね。
不思議なものです。

画像は斑入りのキンミズヒキです。

Re: ヤハズ斑のオニカナワラビ

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/03/21 (Tue) 01:25:13
神戸の望月さんへ

 キンミズヒキの斑入りも見事なものですね。斑入りの個体は遺伝的には弱いものと考えられているので、掘り取って人為増殖を考えてもよいものかもしれません。

 画像はトウゴクサバノオ(花)とツルハコベの斑入り個体です。牧野植物図鑑に掲載されているツルハコベは完全に無視されていますが、現在サワハコベと考えられているものは幾つかの分類群に分けられると考えられ、晩秋に茎先が土中に潜る葉の大きなものは本来のサワハコベ、茎が地表に潜らず地表に広がる葉の小さなものはツルハコベだろうと考えています。六甲山系ではサワハコベとツルハコベが混じりますが、サワハコベは稀で、丹波地方に行くとツルハコベのみとなり、サワハコベは見られません。地下茎が地表に平行して伸び、節から地上径を直立するものは近畿地方ではカサギソウという仮称が与えられています。兵庫県のサワハコベ類は再精査する必要があります。

ヌカイタチシダマガイでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/16 (Thu) 12:38:18
いつも大変お世話になります。

 例によって岡山県西部のカルスト渓谷にて、アツギノヌカイタチシダマガイの近くにあったものです。ヌカイタチシダマガイを疑ったのですが、小羽片が全縁に近いので違うかも知れません。

Re: ヌカイタチシダマガイでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/16 (Thu) 12:47:17
裏側です。褐色の鱗片が袋状になっているように見えます。
ソーラスは小さめで、全面についています。
羽片の柄、小羽片の柄はほとんど認められないようで、軸に直交しています。

Re: ヌカイタチシダマガイでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/16 (Thu) 12:52:31
葉柄基部です。

 まだまだ、自分で判断がつかずご厄介になりっぱなしですが、お暇な時にご返信いただければ幸いです。

Re: ヌカイタチシダマガイでしょうか?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/03/16 (Thu) 23:02:37
ユクノキさんへ

 結論から言うと、これはアツギノヌカイタチシダマガイのほうですね。アツギノヌカイタチシダマガイの小型の個体です。中軸の鱗片が多いのと、ソーラスが裂片の辺縁寄りについていることと、葉面に光沢がある点でそのように言えます。ヌカイタチシダマガイは葉面に光沢がなく、葉質はもっとペラッとした紙質で、中軸の鱗片はあまり多くなく、ソーラスは中間生です。

 画像は今日見てきた近所の神社のオオハナワラビ。毎年見ているのですが、なかなか胞子葉を上げるまでになりません。

Re: ヌカイタチシダマガイでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/17 (Fri) 09:12:02
マツモムシさんへ

 早速のご回答、誠にありがとうございます。

 アツギノヌカイタチシダマガイとのご教示、確かに中軸の鱗片は厚めですね。ソーラスが辺縁寄りなのは気になっていましたが、葉の光沢・質感については無頓着でした・・・
反省です・・・I should care.(気にしなければいけませんね)。ともあれ、アツギの方、先日のとは別に確認できて嬉しく思います。

 これはやはり同じ谷でひと月前に見つけたもの、鋸歯が鋭くないのでフユノハナワラビかなぁ?胞子葉も枯れていましたが横向きに出ていましたよ。

Re: ヌカイタチシダマガイでしょうか?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/03/20 (Mon) 13:27:47
ユクノキさんへ

 追加のハナワラビの画像は確かにフユノハナワラビの血の濃い個体でしょうね。このようなフユノハナワラビの血が濃いものは胞子葉は柄ごと倒伏します。フユノハナワラビかどうかは、周辺にある他の個体や胞子も観察して、総合的に判断する必要があると考えています。

エアプランツ

みなさんこんにちは、掲示板をいろいろと、拝見いたしまして、草花の掲示板と思い、投稿します。

私は、先日エアプランツ(ティランジア)という、土のいらない植物を入手しまして、現在、セコセコ・・・。栽培しております。この植物を栽培するにあたって、”葉ぐされ”が2度も発生しました!こういった、ツブヤキを、ホームページに掲載しております。アドレスはこちらです。

83.ティランジアについて http://binge3.web.fc2.com/bun/83.html
69.エアプランツについて http://binge3.web.fc2.com/bun/69.html
本体→binge2.web.fc2.com

○○○イノデでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/09 (Thu) 14:06:42
再々の質問お許し下さい。

 岡山県中部、特にカルスト地質と言われる場所ではありませんが、好石灰岩性の木本(フユザンショウ、チトセカズラ、ケツルマサキ)を見かける所です。先のオオキヨミズシダほどではありませんが、上側第1小羽片が大きくて気になっておりました。

Re: ○○○イノデでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/09 (Thu) 14:12:40
葉裏全体にソーラスはついています。淡褐色で糸状よりも幅のある鱗片です。

Re: ○○○イノデでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/09 (Thu) 14:15:40
葉柄の様子ですが、基部までは撮れませんでした。

Re: ○○○イノデでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/09 (Thu) 14:27:25
全体の様子です。岩の下から生えていました。もしかしたら、オニイノデかなと・・・でも他の普通の種かも知れません。

 年度末、公私ともにご多忙の折り恐縮です。ご都合の良い時にお願い致します。

Re: ○○○イノデでしょうか?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/03/10 (Fri) 04:04:17
ユクノキさんへ

 画像で判断するにはなかなか微妙な個体です。中軸鱗片は確かに明るめの褐色ですが光沢はなく、典型的なオニイノデより幅が狭く見え、葉柄部分の鱗片も幅が狭いように思います。やはり葉柄基部の鱗片の情報も欲しいところですね。基部鱗片は幅広く光沢があります。また、オニイノデの典型品であれば小羽片や裂片の鋸歯が刺状に発達しますが、お尋ねの画像は少し発達が悪いように見えます。葉質はオオキヨズミシダよりも硬質なので、一度確実なオオキヨズミシダと、葉質を比較してみてください。両種とも3倍体で無融合生殖しますが、中には捻性のある胞子を持つものもあると想定され、近縁種と戻し交配する可能性は皆無とは言えず、そのような場合は両種ともそれなりに変異幅があると予想でき、中間的な集団があっても不思議ではありません。その場合は境界線を引くのは観察者次第ということになるでしょうね。ユクノキさんの例ではオオキヨズミシダとの葉質の差を留意して比較してみてください。

 画像はアカハナワラビとモトマチハナワラビの混生地に現れる両種の交雑個体と思われるものです。葉表は紅変しますが、裏面は完全に紅変しません。この栄養葉の形状はアカネハナ(アカハナ×オオハナ)やアカフユ(アカハナ×フユノハナ)では出現しません。シチトウ×アカハナとの差異は今後の課題と思っています。ここ数年は冬期のハナワラビ類の交雑の多様性に気が向いています。この仲間ではどこにでもあるフユノハナワラビが最も形質が多様性に富み、特定の形質を断定できず、私にとっては謎の種です。なので、フユノハナワラビについて質問を頂いても、ほとんど保留させて頂いております。DNA解析をしなければ手に負えないものでしょう。

Re: ○○○イノデでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/10 (Fri) 21:21:44
マツモムシさんへ

 ご返信ありがとうございます。また、夜明け前のお仕事を増やしてしまいましたね。微妙な個体についてわかりやすく説明して頂き感謝、感謝です。現場は家からそう遠くなく、再訪して参りました。写真は葉柄基部の鱗片です。数メートル離れて、オオキヨズミシダ(と思えるもの)もあり、そちらは中軸の鱗片が黒褐色で、葉身が一回り大きいこと以外は両者は酷似してます。手触りは、オニイノデを疑ったものの方がややパリッとした感じですが、痛いほどではありません。やはりマツモムシさんの仰る通り、中間的な形質を示すものとして判断は保留しておこうと思います。

 アカハナワラビと他種の混雑の様子、色にはっきりと現れて面白そうです。ご研究の進展を期待しております。(わたしには未だフユノハナワラビとオオハナワラビの区別ができません。)

オオキヨズミシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/07 (Tue) 18:15:18
度々お世話になります。

 岡山県西部、カルストの谷の手前、半日陰になる岩壁にありました。各羽片の上側第1小羽片が大きく、中軸と並行して伸びています。

Re: オオキヨズミシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/07 (Tue) 18:21:43
葉裏です。ほとんどの小羽片には柄がないように見えます。もし柄があり羽軸から分離していたらヒメカナワラビなのかな、と思いますが。

Re: オオキヨズミシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/07 (Tue) 18:25:28
中軸の鱗片は、黒い糸状で直立しています。

Re: オオキヨズミシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/07 (Tue) 18:36:01
最後に葉柄基部の鱗片です。褐色で楕円形にみえます。

 前回は、最下羽片の下側第1小羽片が重要な識別ポイントであることを教えていただき、お陰さまで、イタチの仲間かベニの仲間か大別できるようになりました。今回は上側第1小羽片についてです。相変わらずの頓珍漢ですがよろしくお願いいたします。

Re: オオキヨズミシダでしょうか?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/03/07 (Tue) 22:33:02
ユクノキさんへ

 お尋ねのものはオオキヨズミシダで間違いないと思います。オオキヨズミシダはソーラスが葉先や羽片の先からつくのが大きな特徴で、2枚目の画像にその兆候が見て取れます。これに対してヒメカナワラビではソーラスが葉の下の方から付いていきます。好石灰性のオニイノデはソーラスの付き方はオオキヨズミシダと同様ですが、葉が非常に硬質で、握ると裂片の先が痛く感じます。また、鱗片が幅広で、中軸の鱗片は褐色で披針形になります。
 上側第1小羽片について言えば、ヒメカナワラビは下方の羽片では、上側第1小羽片が羽状に深裂します。オオキヨズミシダやオニイノデはそのようになりません。
 こちらではオニイノデは全く見られませんが、岡山ではRDBに入っていないほどなので、どこかで出会えそうですね。

 画像は前日見に出掛けたアカハナワラビ。紅葉真っ盛りでした。

Re: オオキヨズミシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/08 (Wed) 00:31:24
マツモムシさんへ

 早速にご回答頂きありがとうございます。そして、近似種の各々についての識別の勘所も教えて下さり、私にとって即戦力となりそうです。

 アカハナワラビ、色も彩模様も幻想的ですね!

 この画像は新見市の石灰洞門直下で見つけ、ヒメカナワラビにしては、中軸の鱗片が褐色っぽいな?と思っていたものです。

Re: オオキヨズミシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/08 (Wed) 00:39:06
中軸の鱗片です。

 ご紹介のオニイノデについては、「成羽植物図説」という限定出版された図鑑ですが、希少種Aとされています。

Re: オオキヨズミシダでしょうか?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/03/08 (Wed) 16:15:32
ユクノキさんへ

 新たな2枚の画像はヒメカナワラビですね。
 オニイノデの鱗片はもっと明るい褐色で、幅広いものです。画像のものは、下方の羽片も上側第1小羽片が羽状に深裂しています。オニイノデはヒメカナワラビよりもオオキヨズミシダに似ています。
 仰るようにオニイノデは全国的には稀少種ですが、岡山県では西部の石灰岩地に結構あるようですよ。

 画像はアカハナワラビと同日に見たモトマチハナワラビ。日向に出たものが黄褐色になっていました。降雪が多かったために栄養葉も胞子葉も倒伏していました。

Re: オオキヨズミシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/03/08 (Wed) 18:22:59
マツモムシさんへ

 ヒメカナワラビ、との明快なご説明をありがとうございます。「下方羽片の上側第1小羽片が羽状に深裂」する点、繰り返し教えていただき申し訳ありません(小学生みたいですね)。オニイノデの方も心して探してみます。

 モトマチハナワラビという名称も知りませんでしたが、伊豆大島で見つかった新種で、胞子を顕微鏡で観察しないと同定が難しいのですね。心より敬服いたします。

サンネンモでしょうか?

  • バッテラ
  • 2017/03/05 (Sun) 20:04:13
お世話になっております。
夏に水草の切れ端が漂っていました。
センニンモ、ヒロハノエビモとは違う雰囲気でしたので撮影しました。
これはサンネンモなのでしょうか?

Re: サンネンモでしょうか?

  • バッテラ
  • 2017/03/05 (Sun) 20:05:14
1枚目の拡大写真です。

Re: サンネンモでしょうか?

  • バッテラ
  • 2017/03/05 (Sun) 20:07:34
この切れ端を育ててみました。
色形が変化しました。

Re: サンネンモでしょうか?

  • バッテラ
  • 2017/03/05 (Sun) 20:09:20
3枚目の拡大写真です。
主に地下茎で増殖します。

Re: サンネンモでしょうか?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/03/05 (Sun) 22:43:28
バッテラさんへ

 この仲間の雑種は変異幅が広くて、画像のみによる断定は難しいのですが、見た目の印象としてはサンネンモとしてもよいものだと思います。オオササエビモにしろ、ヒロハノセンニンモにしろ、この仲間は地下茎で殖えます。

 水槽での育成は光量や水中のCO2溶存量、底床の栄養塩類に左右されるので、自然状態とは違った形になることもあります。特に自然状態の色味を出すには、かなりの光量とCO2を必要とします。

Re: サンネンモでしょうか?

  • バッテラ
  • 2017/03/06 (Mon) 19:52:26
マツモムシさんへ

 回答ありがとうございます。
サンネンモでしたか。
育て方を教えて頂きありがとうございます。
水槽ではセンニンモより育てやすい印象です。
変化前、変化後共にセンニンモとはあまり似ていないので、もう片方の親が何なのか興味を惹かれます。

ミヤマイタチシダ?

  • ユクノキ
  • 2017/03/02 (Thu) 17:14:43
いつもお世話になります。

 岡山県西部、これまでとは別の鍾乳洞近く林道脇です。葉は3枚ほど出ていました。葉柄は葉身とほぼ同じ長さ、2回羽状複生です。

Re: ミヤマイタチシダ?

  • ユクノキ
  • 2017/03/02 (Thu) 17:24:27
ソーラスは、葉の上部3分の2についています。羽片は中軸に直交して対生です。

 前の画像で、フラッシュを使ったため光沢があるようにみえますが、さほどではありません。

Re: ミヤマイタチシダ?

  • ユクノキ
  • 2017/03/02 (Thu) 17:32:57
葉柄基部の鱗片は、黒っぽく、縁は淡い色に見えます。

 図鑑では半常緑とありますが、ミヤマイタチシダに近いように思います。いかがでしょうか?近辺には、クマワラビ、オクマワラビ?がありました。

Re: ミヤマイタチシダ?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/03/04 (Sat) 04:20:25
ユクノキさんへ

 お返事が遅くなりました。
 結論から言えばミヤマイタチシダではなく、ベニシダでしょうね。ミヤマイタチシダは最下羽片の下側小羽片が大きくなり、最下羽片全体では扁3角状卵形となります。葉質は紙質で、表面には光沢があり、また小羽片の脈は少しくぼみます。葉柄基部鱗片はほぼ均質に褐色~暗褐色で、縁は淡色になりません。ソーラスは中肋寄りにつきます。こちらでは兵庫県南部でも、この時期は緑色は残ってはいますがボロボロです。

 画像は先日神社の石垣で見たギフベニシダ。こちらでは古い石垣で見かけることが多いです。

Re: ミヤマイタチシダ?

  • ユクノキ
  • 2017/03/04 (Sat) 09:10:05
マツモムシさんへ

 今回も深夜にご丁寧な説明を頂戴し、感謝に絶えません。そうですね、最下羽片の下側小羽片が大きくないので、ミヤマイタチとは違うかなぁ、と思い始めておりました。前回教えていただいたベニシダと改めて比べてみると、よく似ていましたね。同じ間違いを繰り返してお手数をかけてしまいました。自分にはベニもイタチも(もっと他にも)よくわかっていないようです。今回のフィールドでも未だ8割は同定できずにいます。が、その中には同種のものも多く含まれるようですので、できる限り整理した上でまた質問させて下さい。

 ギフベニシダ、図鑑にはサイゴクベニにと似ているが鱗片が暗褐色、とありますね。近似種のご紹介、励みになります。頭を柔軟にして楽しみながらシダと付き合っていこうと思います。

オオマルバベニシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/23 (Thu) 17:28:42
 せっかくスミレの春らしい画像がトップにありましたのに、再三のシダの質問で恐縮です。

 マツモムシさんに教えて頂いたオオマルバベニの条件とは少し違うかもしれません。やはり岡山県西部のカルストの谷の岩壁にあったものです。羽片が離れてついていたので注目しました。

Re: オオマルバベニシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/23 (Thu) 17:33:06
裏側全面にソーラスはついています。ただ位置は中肋寄りではありません。

 

Re: オオマルバベニシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/23 (Thu) 17:38:53
鱗片は、羽軸上では袋状、中軸から葉柄にかけて多くなり、基部ではこんな様子です。鋸歯はないようです。

 他に観察すべき点がありましたら、お知らせください。よろしくお願いします。

Re: オオマルバベニシダでしょうか?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/02/23 (Thu) 18:02:02
ユクノキさんへ

 一見するとオオマルバぽいですが、ソーラスが中間生なのでベニシダの範疇に入るものですね。しかし、このような型のベニシダに混じって生えていることもあるので、根気よく探してみてください。
 すでにご存知とは思いますが、典型的なオオマルバベニシダのソーラスを貼っておきます。

Re: オオマルバベニシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/24 (Fri) 08:52:30
マツモムシさんへ

 早速のご回答をありがとうございます。

 なるほど、ソーラスの位置は分類上のより基本的なことなんですね。でも、私にとってはベニシダの方をまず知っておくべきだと思いますので一歩前進です。

 閑話休題、こんな斑入りのをアツギと同じ岩に見つけましたよ。(カナワラビ属かな?)

Re: オオマルバベニシダでしょうか?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/02/24 (Fri) 17:01:58
ユクノキさんへ

 カナワラビ属で正解ですね。ハカタシダの若い個体だと思います。ハカタシダの名は斑入り模様が博多織をイメージさせることからついたと言われています。

Re: オオマルバベニシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/24 (Fri) 21:14:12
マツモムシさんへ

 ハカタシダ、美しく妖艶ですね。素敵な画像もありがとうございました。アツギと共に見守ってゆきます。

サイゴクベニシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/19 (Sun) 22:36:34
 こんばんは。再三お世話になります。

 岡山県西部の渓谷で比較的よく見かけるものです。ほぼ2回羽状複生に見えます。小羽片の基部が耳のように膨らんでいます。

Re: サイゴクベニシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/19 (Sun) 22:40:23
葉裏です。ソーラスは小さめです。中軸には鱗片がついています。

Re: サイゴクベニシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/19 (Sun) 22:48:07
葉柄の元の方には、明るい褐色の三角形の鱗片がついています。図鑑を頼りに自分なりに行き着いたのがサイゴクベニシダなのですが、自信がありません。ご指導頂ければ幸いです。

Re: サイゴクベニシダでしょうか?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/02/20 (Mon) 01:40:34
ユクノキさんへ

 葉身がやや革質、光沢がある、羽片に柄がある、淡褐色の鱗片が多いということで、仰る通りサイゴクベニでよいと思います。これで羽片に柄がなく、羽軸が中軸に直交していればアツギノヌカイタチシダマガイ。葉身が長卵状で、羽片間に隙間があり、小羽片の切れ込みはほとんど無いか浅く、葉面に光沢はなく葉質もやや薄目なのはオオマルバベニシダとなります。どちらも石灰質を含む岩上に生える傾向が見られるので、そちらでも注意していれば見つかる可能性は高いと思います。岡山県のRDBではアツギノヌカイタチシダマガイの自生地は2ヶ所と記されていますが、地味なシダゆえにあまり注意されておらず、注意して探していればもっと見つかるはずです。

 画像は足場が悪い上に降雨もあり、ちょっと羽片の様子など分かりにくい画像ですが、昨年11月に撮影した丹波地方のアツギノヌカイタチシダマガイ。こちらでは古~中生代のメランジェのチャートの岩場で見られる例が多く、ここもそのような場所で、ほかにヌカイタチシダマガイやフジシダ、ヒメサジランなどが見られました。

Re: サイゴクベニシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/20 (Mon) 17:56:10
マツモムシさんへ

 いつもご丁寧な回答をくださり、本当にありがとうございます。サイゴクベニシダでよいとのこと、図鑑を手探りした甲斐があったようで、ますますこの世界にハマりそうです。さらに希少な近似種のご紹介、しかも好石灰岩性ということで心躍らせています。

 この画像はやはり同じ渓谷で見つけ、自分ではサイゴクベニに近いかな、でも何となく少し違うかなと思っていたものです。柄が無く、羽片と中軸が直交し、中軸から葉柄にかけて鱗片も多いので、ひょっとしたらアツギノヌカイタチシダマガイでしょうか?

Re: サイゴクベニシダでしょうか?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/02/20 (Mon) 18:05:01
ユクノキさんへ

 驚きました!
 見た目的には立派なアツギノヌカイタチシダマガイです。
 念のため基部の鱗片の縁に突起や毛がないか調べてください。
 突起や毛がほとんどなければアツギに決定です。

Re: サイゴクベニシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/20 (Mon) 18:09:27
葉裏です。

 もう一種、オオマルバベニシダについても気をつけて探してみますね。

Re: サイゴクベニシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/20 (Mon) 18:20:12
マツモムシさんへ

 あっ!すみません、行き違ってしまったみたいですね。改めて、即座のご返信ありがとうございます。

 わかりました。ご指摘の箇所を調べてみますね。とりあえずこれは葉柄中ほどの鱗片の様子です。

アツギノヌカイタチシダマガイでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/23 (Thu) 16:47:27
マツモムシさんへ

 再訪して撮り直してみました。アツギノヌカイタチシダマガイと思しきものの葉柄基部の鱗片です。サイゴクベニシダに見られるようなはっきりした鋸歯は認められませんでしたが、いかがでしょうか?

 この付近の岩壁には他にも一件アツギノヌカイタチシダマガイらしきものを見つけましたが、断定できる自信はありません。もちろん、ご紹介頂いた岡山県のRDBに記載された分布地に一致します。また、別の箇所で発見しましたらご報告しましょう。

Re: サイゴクベニシダでしょうか?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/02/23 (Thu) 17:48:59
ユクノキさんへ

 アツギノヌカイタチシダマガイでOKです。県内新産地ではなかったのは残念でしたね。
 ところで、こちらではアツギノヌカイタチシダマガイとともに、ヌカイタチシダマガイも一緒に見つかることが多いです。岡山県RDBでは未記載ですが、昨年(2016)に発見されたようなので、注意してみてください。
 http://www.freeml.com/ep.umzx/grid/MLC/node/MlcDisplayHtmlMailFront/mlc_id/109181/topic_id/33808155

 こちらも好石灰性のシダで、岩場に着生していることが多いです。画像を貼っておきます。雨に濡れて光っていますが、実物は葉面には光沢がありません。

Re: サイゴクベニシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/24 (Fri) 08:38:04
マツモムシさんへ

 アツギノヌカイタチシダマガイ、ご確認頂きありがとうございます。この画像は全体の様子です。引き続き、アツギでない方も含めて探す楽しみができました。

 ご紹介の倉敷市自然史博物館には多くの標本があるんですね。以前、木本の希少種について訪ねた折に親切に対応して下さいました。また、この博物館発行の「岡山県の樹木図鑑」も私にとって座右の名著です。

スミレ

  • メイ
  • E-mail
  • 2017/02/21 (Tue) 18:36:11
はじめまして。
身近な植物の名前を憶えたいと思い、ごく最近、植物の撮影を始めました。
今、タチツボスミレが野山にたくさん咲いていますが、それとは様子の異なるスミレがあったので撮影しました。
しかし図鑑等で調べても、しっくりするものを見つけられません。
このスミレの名前をお教えいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
撮影は長崎県の離島、林道斜面です。
このように斜面から下向きに咲いていました。

Re: スミレ

  • メイ
  • E-mail
  • 2017/02/21 (Tue) 18:37:38
葉の裏です。

Re: スミレ

  • メイ
  • E-mail
  • 2017/02/21 (Tue) 18:38:41
茎です。

Re: スミレ

  • メイ
  • E-mail
  • 2017/02/21 (Tue) 18:41:12
花です。

Re: スミレ

  • メイ
  • E-mail
  • 2017/02/21 (Tue) 18:43:19
距です。

Re: スミレ

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/02/22 (Wed) 23:54:45
メイさんへ

 もうタチツボスミレが沢山咲いているのですか。早いですね。それか不時開花現象かもしれませんね。
 お訊ねのものですが、立ち上がった茎、茎の葉が卵状狭3角形で長く、タチツボスミレよりも色が濃く、葉脈が紫色となっていることなどから、ナガバノタチツボスミレだと思います。距がふつうとは異なっていますが、やはり今開花しているのは不時開花なのかもしれません。

Re: スミレ

  • メイ
  • E-mail
  • 2017/02/23 (Thu) 00:31:41
マツモムシさんへ

ありがとうございます。
ナガバノタチツボスミレ、名前を憶えておきたいと思います。
名前がわかると、とてもうれしいものですね。
不時開花かもしれないのですね。
こちらの今冬はひどく暖かかったせいかもしれません。
いつもは2月中旬ごろに咲くコショウノキが、1月終わりごろにあちらこちらで咲いていました。

私の居住地にはシダ類が繁茂していて、見ないふりを続けてきましたが、わかりやすいものから調べていこうと思っています。
しかし、まだ識別点などもわからず途方にくれておりますので、またお世話になるかと思います。

ありがとうございました。

植物(オーガスタ)の越冬温度

  • 希林
  • E-mail
  • 2017/02/15 (Wed) 01:35:41
オーガスタの越冬温度は何度でしょうか?植物を買ったインテリアショップで10℃以上と教えられましたが、先日屋外で育っているオーガスタを東京でも見ました。これは育て方のコツによって変わるものなのでしょうか?
自分でも観葉植物関連のネットで調べてみましたが、情報ソースによって数値が異なるので、どの数字を信頼していいのかいまいちわかりません。

例えば、
こちらでは5℃と書いてあります
http://www.saisyokukenbi.jp/howtoraise/sutorerichia_o.html
こちらでは3℃となっています
http://www.yasashi.info/su_00006g.htm
こちらでは5~8℃
https://goodgreen.jp/plants/

一体、どれが正しいのでしょうか?

Re: 植物(オーガスタ)の越冬温度

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/02/16 (Thu) 17:20:07
希林さんへ

 オーガスタなどの熱帯・亜熱帯の観葉植物を育てた経験がないのでよく解りません。ネットに掲載されている情報はそれぞれの育成経験者によるものでしょうから、大切にされるのであれば最も無難と思われるインテリアショプの10℃以上のアドバイスに従うのがよいと思います。私であればそのようにします。
 あまりお役に立てず、すいません。

トラノオシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/12 (Sun) 20:58:59
再々お世話になります。前件のヒメイタチシダの鱗片を未確認のまま、続けての質問をお許し下さい。
 やはり同じ岡山県西部の石灰岩質の渓谷です。やや湿った岩から垂れ下がって10cmほどの長さでした。トラノヲシダに似ているような、また少し違うような形状です。

Re: トラノオシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/12 (Sun) 21:12:25
 葉の裏には細長い黄白色のソーラスが認められます。トラノオシダ又はその類似種かと思いましたが如何でしょうか?
 もし、基部の観察など必要でしたら前件と合わせて観察して来ます。よろしくお願いします。

Re: トラノオシダでしょうか?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/02/14 (Tue) 00:15:56
ユクノキさんへ

 トラノオシダで問題ないと思います。
 そちらの石灰岩地にはクモノスシダが多いと思いますが、稀に両種は雑種ヤマドリトラノオをつくるので注意してみてください。

Re: トラノオシダでしょうか?

  • ユクノキ
  • 2017/02/14 (Tue) 09:45:14
マツモムシさんへ

 こちらの方もトラノオシダとのご確認をいただき、ありがとうございます。
 ヤマドリトラノオは初めて知る名前です。クモノスシダも未見です。シダ類も雑種が多くて面白そうですね。これからは両種を心して探してみましょう。
 この画像はトキワトラノオかと疑っているものですが、採石場の粉塵にまみれてトキワの緑の光沢がわかりません。そのうち良い個体に出会えたら報告いたします。

シダの種名をお願いします

  • ユクノキ
  • 2017/02/10 (Fri) 21:26:02
こんばんは。先般はホシダを教えて頂きありがとうございました。今回も岡山県西部、鍾乳洞近くの渓谷です。葉先も羽片の先も伸びています。このような複葉を2~3回複葉というのでしょうか?まず葉表です。

シダの種名をお願いします。その2

  • ユクノキ
  • 2017/02/10 (Fri) 21:35:45
葉裏です。中軸には黒い鱗片?が所々ついています。胞子嚢は全体にあります。シダ初心者で図鑑で調べても手がかりがつかめず、再度お願いする次第です。

Re: シダの種名をお願いします

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/02/11 (Sat) 02:13:56
 ユクノキさん、こんばんは。
 お尋ねの画像のシダは葉身基部近くの小羽片に短い柄があるので3回羽状複葉と見ていいでしょうね。葉身全体では仰る通り2~3回羽状複葉ですね。一見したところヒメイタチシダのように見えますが、葉柄基部の鱗片を確認してみてください。ヒメイタチシダであれば基部鱗片はほとんど全縁で、黒色で光沢があり、辺縁部は淡褐色となります。そうでなければ可能であれば基部鱗片、中軸鱗片、小羽片中軸鱗片の拡大画像を追加してください。オシダ科のシダ類は、基本的に基部鱗片の形状や色などが同定する上での非常に重要な情報となります。ベニシダやイタチシダの仲間は中軸や羽軸、小羽片の鱗片基部が袋状になるかどうかも重要な情報となります。
 ヒメイタチシダについては、以下のページをご参照ください。雑種を起源とする無融合生殖種なので、羽片や小羽片の間隔などは変異幅があり、捻性を普通に獲得している集団もあり、なかなか厄介なものです。
 http://plants.minibird.jp/kansai/kansai50/kansai_ha/con_hi/himeItatiSida/himeItatiSida.html

 石灰岩地の植物調査は楽しいですね。こちらにはチャートが含まれる古~中生代のメランジェはありますが、石灰岩が含まれている露頭は近場のフィールドにはありません。石灰成分が含まれる流紋岩質凝灰岩の露頭に稀に好石灰性植物が見られることがあります。シダで言えば、こちらに局所的に見られるケキンモウワラビ、ヒメウラジロ、クモノスシダなどがそのような例で、その多くは絶滅危惧種に指定されています。

Re: ありがとうございます

  • ユクノキ
  • 2017/02/11 (Sat) 11:44:48
 マツモムシさん、早速のご返答ありがとうございます。
 懇切丁寧なご説明を頂き誠に有難いことと深謝いたします。「ヒメイタチシダのように見えます」とのご見解、独力ではヤマイタチシダから先に進めずに低回していましたので、急に視界の開けて嬉しいです。また同時に、シダの観察に必須とされる基部の鱗片について怠っており、今後気を付けなければいけませんね。この画像は前掲を切り取っただけのものですから、お役に立てないかと思いますが一応ご覧下さい。

 ご紹介いただいたマツモムシさんのネット図鑑、鱗片の鮮明な画像と詳説、とてもよくわかります!私も一週間前からこっそり利用させていただいており、遅ればせながらお礼申し上げます。

 近日中に現場を再訪して基部の鱗片の様子を撮って来ましょう。岡山県西部には石灰岩の露出した場所が多く、特有な植物に出会えるかな、と楽しみですが、まだまだ普通の種さえ知らないので基本的な勉強も含めてやっていこうと思っています。他にも疑問なシダについて別に質問させて頂きますが、ご無理のない範囲でお願いいたします。

Re: シダの種名をお願いします

  • ユクノキ
  • 2017/02/13 (Mon) 22:04:31
 こんばんは。
 再訪して件の個体の葉柄基部を撮ったつもりなのですが、いかがでしょうか?

Re: シダの種名をお願いします

  • ユクノキ
  • 2017/02/13 (Mon) 22:14:05
これは中軸の鱗片のようすです。黒い鱗片の縁が褐色に見えるようで、ヒメイタチシダの特徴と一致しますね。

 細かくて手が震えました、が楽しい観察でした。

Re: シダの種名をお願いします

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/02/14 (Tue) 00:22:39
ユクノキさんへ

 再訪ご苦労様でした。
 基部鱗片の縁には淡色部がありませんが、もともと変異の多いヒメイタチシダにはこのような例もあるようです。中軸鱗片には縁に淡色部が見られ、鱗片の基部は袋状とならず扁平なのでヒメイタチシダとしてもいいと思います。

 画像は六甲山の谷筋で見たちょっと紛らわしいヒメイタチシダです。右上の光沢のある葉はヤマイタチシダ。

Re: シダの種名をお願いします

  • ユクノキ
  • 2017/02/14 (Tue) 09:09:19
マツモムシさんへ

 お忙しい折に、ヒメイタチシダとのご確認を頂き、ありがとうございました。また、ヤマイタチシダと並んだ画像、双方比べ易く大変参考になります。再訪して渓流伝いに幾つかヒメイタチシダと思しきを見つけました、がパッと見では見逃したのもあったかも知れません。他にも撮りあつめた未知のシダをこれから解析?にかかるところです。

タヌキモについての質問

  • バッテラ
  • 2017/02/04 (Sat) 19:13:38
初めまして。
夏にフィールドでタヌキモ類を見つけました。
雰囲気がイヌタヌキモとは少し違っており、葉と花の写真を撮りました。
これはイヌタヌキモか、それともタヌキモなのか分かりません。
よろしくお願いします。

Re: タヌキモについての質問

  • バッテラ
  • 2017/02/04 (Sat) 19:16:14
葉の写真です。

Re: タヌキモについての質問

  • バッテラ
  • 2017/02/04 (Sat) 19:17:23
花の写真です。

Re: タヌキモについての質問

  • バッテラ
  • 2017/02/04 (Sat) 19:22:41
1本持ち帰って殖芽を作らせてみました。
他のタヌキモ類の殖芽と取り違えている場合はご容赦ください。

Re: タヌキモについての質問

  • バッテラ
  • 2017/02/04 (Sat) 19:24:12
イヌタヌキモの殖芽と比較してみました。

左 イヌタヌキモ

右 不明のタヌキモ類

Re: タヌキモについての質問

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/02/05 (Sun) 02:46:09
バッテラさんへ

 花茎断面の画像がないので、イヌタヌキモであるかタヌキモであるかの断言はできません。
 殖芽の形状は興味深く、概ねイヌタヌキモの形状ですが、やや扁平のように見え、兵庫県の一部地域で見られる円形扁平の殖芽と同じ特徴があるのかもしれません。円形ではなく楕円形であればイヌタヌキモでしょう。イヌタヌキモは貧栄養~中栄養な溜池で比較的よく開花しますが、タヌキモの場合は中栄養な栄養塩のやや多い溜池でないと花茎を上げません。
 ところで、円形扁平の殖芽を作るタヌキモsp.では、葉面にクローンを作ることがあり、イヌタヌキモの潜在的な能力なのか注目しているところです。

Re: タヌキモについての質問

  • バッテラ
  • 2017/02/06 (Mon) 00:05:55
マツモムシ様

 回答ありがとうございます。
撮影時はぽつぽつ花はあったものの、岸から離れていて近づけませんでした。
 同日、この近くでイヌタヌキモも見つけましたがそちらの草体は典型的なイヌタヌキモで開花している株は一つもありませんでした。
 クローンを作るとはとても面白いですね。
 フィールドではどうのような殖芽を形成しているか興味がありますので花茎も含めてまた確認してみます。

シダの種名を教えてください

  • ユクノキ
  • 2017/02/04 (Sat) 12:06:44
初めて投稿いたします。
岡山県西部の鍾乳洞入口にあったものです。葉の表と裏の2枚の写真だけですので、もっと他の部位の様子をお知らせすべきかも知れません。まず、表です。

Re: シダの種名を教えてください

  • ユクノキ
  • 2017/02/04 (Sat) 12:10:21
続いて葉の裏です。投稿の方法など不備がありましたらご容赦ください。よろしくお願いします。

Re: シダの種名を教えてください

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/02/05 (Sun) 02:35:51
ユクノキさんへ

 葉裏にソーラスが付いていませんが、葉の形状からホシダではないかとと思います。最初の画像では葉身下部の羽片が短くなっていますが、このような集団も見られます。自宅の草地斜面に生えているのは同様なタイプです。

Re: シダの種名を教えてください

  • ユクノキ
  • 2017/02/05 (Sun) 04:48:10
マツモムシさんへ

 早速のご回答、ありがとうございます。ホシダ、ごく普通にあるシダだったのですね。石灰岩地の植物(主に木本)を調べていますが、まるで初心者で恐縮です。またご厄介になるかと思いますが、今後もよろしくお願いします。

黒いブヨブヨ(その1)

  • 田んぼ
  • 2017/01/22 (Sun) 19:14:59
すみませんが、コレが何なのか教えていただけませんか。
植物なのかどうかもわからないので、ここで訊ねるのも妥当かわからないのですが。

田んぼの中にたくさんある、黒くて球状の「モノ」です。
毎年みかけるのですが、その正体がわかりません。
生物ではあるとは思うのですが、何の仲間なのかも分かりません。藻類の1種なのでしょうか。
ぶよぶよしているものもあれば、指で転がせるくらいの硬さのものもあります。
大きさはいろいろですが、大きいものでも1センチかそれよりちょっと大きいくらいです。
場所は北海道です。8月7日に撮影しました。
どうぞよろしくお願いします。

黒いブヨブヨ(その2)

  • 田んぼ
  • 2017/01/22 (Sun) 19:18:31
写真の2枚です。

黒いブヨブヨ(その3)

  • 田んぼ
  • 2017/01/22 (Sun) 19:19:45
写真の3枚です。

Re: 黒いブヨブヨ(その1)

  • マツモムシ
  • Site
  • 2017/01/23 (Mon) 02:14:19
田んぼさんへ

 これは藍藻とシノアバクテリが共存している、通称「イシクラゲ」の仲間であると思います。本州でよく見られるNostoc communeやNostoc verrucosumとは大きさや色味が違うので、北海道という寒冷地に適応したネンジュモ属の藍藻のコロニーであると思います。
 結論から言えば、具体的な種を特定するには顕微鏡レベルの観察が不可欠です。
 今日は時間がないので、続きは後日にレスしたいと思います。

ありがとうございました

  • 田んぼ
  • 2017/01/23 (Mon) 22:49:11
マツモムシ様

お忙しいところお答えいただき、ありがとうございます。
シアノバクテリアで了解です。生物の教科書で出てくるヤツですね。
毎年見かけるのに、正体が分からずモヤモヤしていましたが、これでスッキリしました。
「イシクラゲ」で調べたところ、公園や草地で時々見かける、緑色で寒天状のブヨブヨもこれの仲間だと知り、さらに納得しました。驚いたのは、日本や中国で古くから食用にされてきたということです。あまりおいしそうに見えませんが、栄養はありそうな感じがします。
田んぼは水を出し入れして土が常に湿っているので、こういった生物には好適なのかもしれません。ただ、いっぱい発生する田んぼとまったく発生しない田んぼがあって、これまた不思議ですが。

何はともあれ、どうもありがとうございました。

カスミソウの柱頭

  • yuna
  • 2017/01/21 (Sat) 11:45:32
素朴な疑問です。
カスミソウの柱頭が二本あるのはどうしてですか?

Re: カスミソウの柱頭

  • wqxb
  • 2017/01/21 (Sat) 11:56:44
yuna様

まずは色々な花を観察して、それぞれの柱頭の形がどうなっているかを見てみましょう。

Re: カスミソウの柱頭

  • yuna
  • 2017/01/21 (Sat) 12:56:44
wqxb 様

お返事ありがとうございました。

カスミソウでなくても良いのですが、複数の柱頭がある植物には、何か共通するような特徴などはあるのでしょうか?


もしかしたら、リョウトウイタチシダ?

  • kazu
  • 2016/12/01 (Thu) 16:12:59
光田先生、マツモムシ様

 ご無沙汰しています。最近は家庭の事情で細々とになりましたが、機会を見つけてシダ観察は続けています。

 昨日、埼玉県中部の低山で見たシダです。もしかしたらリョウトウイタチシダではないかと思ったのですが、相変わらず確信が持てません。お時間があるときに見ていただけると幸いです。全体、葉裏、中軸、基部の写真をアップします。
 よろしくお願いします。

Re: もしかしたら、リョウトウイタチシダ?

  • kazu
  • 2016/12/01 (Thu) 16:14:15
葉裏です。

Re: もしかしたら、リョウトウイタチシダ?

  • kazu
  • 2016/12/01 (Thu) 16:15:15
中軸です。

Re: もしかしたら、リョウトウイタチシダ?

  • kazu
  • 2016/12/01 (Thu) 16:16:21
基部です。

急ぎませんので、よろしくお願いいたします。

Re: もしかしたら、リョウトウイタチシダ?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2016/12/03 (Sat) 02:45:30
 kazuさん、こんばんは。
 こんなシダを見たら私はヒメイタチシダにしてしまいそうです。でも鱗片はヒメイタチよりもまばらで、全体像がありませんが、葉柄は長そうな感じですね。リョウトウイタチシダだったっら嬉しい発見ですね。
 最近、この掲示板は過疎ってるので、光田先生もあまり覗いておられないと思います。探査報告ついでに明日にでもこの件をメールしておきます。

 画像は兵庫との県境にごく近い京都側の京丹後側の岩上で見たマツザカシダ。兵庫県側の日本海沿岸での記録はなく、日本海側での探査課題が増えました。このあたりはシカの食害が激甚で、シカがあまり好まないホソバカナワラビの有無がマツザカシダ探査のための指標になりそうです。

Re: もしかしたら、リョウトウイタチシダ?

  • kazu
  • 2016/12/03 (Sat) 15:45:21
マツモムシさん

 早速にありがとうございます。少ない知識の中で、鱗片の縁の色から最初はヒメイタチシダと考えたのですが、葉の混み具合と色がなにか違う気がしたのです。個体差でヒメイタチシダなのかもしれませんけれど。

 光田先生にはお時間があるときにと、お伝えください。

 アップされたマツザカシダの下のシダが気になりました。イワヘゴとかでしょうか?

Re: もしかしたら、リョウトウイタチシダ?

  • 光田 重幸
  • 2016/12/13 (Tue) 19:53:58
 kazuさんへ
 ご返事が大変遅れ、失礼いたしました。
 投稿された写真のものは、ヒメイタチシダの発育不十分なものでしょう。葉色も明かるめで、鱗片の形質もヒメに一致します。リョウトウは葉色が濃いめで、通常葉面が細長くなります。鱗片はやや明るめの黒褐色で、白い縁取りはないのが普通です。
 マツモムシさんのマツザカシダの下にあるのはジュウモンジシダだと思います。
 写真は、今日竹やぶで見たフユノハナワラビ。かなりほっそりしていました。

Re: もしかしたら、リョウトウイタチシダ?

  • マツモムシ
  • Site
  • 2016/12/14 (Wed) 04:04:38
 光田先生へ
 お忙しいところコメント頂き、ありがとうございます。
 ご母堂のご冥福をお祈り申し上げます。大いなる自然の魂の帰り着く場所で、ご母堂の愛した歌や光景に包まれていることと思います。

 リョウトウの特徴、出会う機会は少ないでしょうが勉強になりました。マツザカシダの下にあるのはジュウモンジシダの若い個体で間違いありません。
 竹やぶのフユノハナワラビは葉面の光沢が随分強いですね。この仲間は脳内で混乱しているので、あえて探査せずに距離を置き、どういったアプローチが可能か考えています。いずれDNA解析に名乗りを上げる人が出るはずで、そのための産地ごとの形態を整理しておこうと思っています。

 画像は12月恒例のハマアザミ個体群動態調査。今年は生育領域が広がり、1日では終わらず、降雨の中、2日目の調査に参加しました。

Re: もしかしたら、リョウトウイタチシダ?

  • wqxb
  • 2017/01/09 (Mon) 00:28:33
kazu様

私ならリョウトウにします。まず、この時期に鱗片の量を正確に比較するのは無理です。従って小羽片の形態で判断するのが一番良いです。写真は、鈍頭でほぼ全縁です。また、葉形は細長いです。以上よりリョウトウにすれば良いですね。

ただし西日本に行くと、ヒメイタチシダの変異が大きくて両者の区別は悩ましくなって来ます。つまり葉が細長くなるヒメイタチシダも確かにあるということです。この場合葉質や新芽の色を使って判断します。リョウトウと紛らわしいヒメイタチシダは、大抵新芽が赤みを帯びます。これは結構使える形質ですね。

名前を教えてください

  • 川原道男
  • E-mail
  • 2016/12/09 (Fri) 11:31:31
福岡県の朝倉郡にある古処山(こしょさん)で見つけました。植物図鑑で調べてみましたが分かりませんでした。もしかしたら花びらが散った後かもしれません。

ご存じの方がおられましたら、名前を教えてください。

Re: 名前を教えてください

  • マツモムシ
  • Site
  • 2016/12/10 (Sat) 21:28:58
川原道男さんへ

 マムシグサの仲間(サトイモ科テンナンショウ属)の果実期の肉穂花序です。赤い粒が液果で、すでに大半が落ちていますね。この仲間は花や葉の細部の画像があってもなかなか判断の難しいものがあって、果実期の画像で種を判別することはできません。マムシグサの仲間というとこまでしか判りません。

 画像は関西でふつうに見られるムロウテンナンショウの果実期の肉穂花序です。

ありがとうございました。

  • 川原道男
  • E-mail
  • 2016/12/12 (Mon) 11:08:13
マツモムシさん。ありがとうございました。

植物については素人ですが、初めて聞く名前で驚いています。ワレモコウの一種かな~などと考えていましたが。まったく違っていました。これでスッキリいたしました。

重ねてありがとうございました。